ジャパニーズ・グラフィティⅣ~弾厚作作品集~

ポップス・ジャズ
グレード:
05:50
最終更新: 2025年10月6日

作曲者・編曲者

編曲: 磯崎敦博

解説

《ジャパニーズ・グラフィティⅣ ~弾厚作作品集~》は、弾厚作の代表的な楽曲から3曲をメドレー形式で構成した吹奏楽アレンジ作品です。
“歌えるブラス”を意識してキー(調性)はオリジナルに近く設定されており、コンサートやイベントで歌を加える演出も可能な構成となっています。
ヤマハ「ニュー・サウンズ・イン・ブラス(NSB)」シリーズの第26集に収録されています。

弾厚作(加山雄三)とは

弾厚作(だん・こうさく)は、日本の国民的スター 加山雄三(かやま ゆうぞう) が作曲活動の際に用いたペンネームです。
俳優、歌手、そして作曲家としても幅広く活躍した加山雄三は、1960年代の青春映画『若大将シリーズ』で一世を風靡し、「永遠の若大将」として世代を超えて愛されてきました。

「弾厚作」という名前は、彼の本名「加山雄三」を音読みして並べ替えたもの。
ペンネームのもとで手がけられた楽曲は数多く、その多くが昭和を代表する名曲として今なお多くの人に歌い継がれています。
中でも「君といつまでも」「お嫁においで」「サライ」は、加山自身の人生観や人との絆を象徴する作品として特に知られています。

1965年発表の「君といつまでも」は、語りを交えた斬新な構成と温かいメロディが大ヒットを記録し、昭和の青春ソングとして不動の地位を築きました。
翌年の「お嫁においで」は、海を感じさせる爽やかな曲調で、彼の代名詞ともいえる“湘南サウンド”を確立した一曲です。
そして1992年、谷村新司との共作による「サライ」は、日本テレビ『24時間テレビ』のテーマソングとして広く知られ、世代を超えて親しまれています。

弾厚作(加山雄三)の音楽には、どの作品にも“前向きさ”と“人生を楽しむ心”が通底しており、その明るく伸びやかな旋律は、時代を越えて人々の心に響き続けています。
今回のメドレーでは、そんな弾厚作の代表的な3曲を通して、日本のポップス史を彩った青春の記憶が鮮やかによみがえります。

収録曲一覧

  1. 君といつまでも
  2. お嫁においで
  3. サライ

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